プロフィール

ココクローバー

Author:ココクローバー
栃木県在住の母娘

2008.03.05肺癌ステージ?を診断された母・・・
母一人娘一人・・・。
お母さんがんばって、そう言いながら自分自身も励ます応援ブログで
多くの患者さんと支える家族の皆さんから頑張るパワーを頂きました!!
2008.12.04 母は天国へ旅立ちましたが頑張った奇跡(軌跡)を残します


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DATE: CATEGORY:看病
1/5
突然ですが・・・
皆さんの周りにはホスピスってありますか?
ホスピスが何かをご存知ですか?
きっとこちらに来てくださっている方は【ホスピス】が何かをご存知の方が多いと思います。
私は。。。ブログをやっていたお陰でホスピスを知ることが出来ました。。。
・・・と、言っても以前治療をしていた病院にも緩和ケアの小冊子が置いてあって目を通した事はありました。。。
でも、そこには痛みを和らげること=生活の質をあげること。。。と書かれているくらいでした。。。
(他と違いますよ~なんてアピールチラシ作れるわけないですものね・・・)
それで、私は前向きな治療を打ち切る時担当の先生にそれなりの総合病院なら痛みのコントロールは可能なんですよね?と聞きました。。。先生の答えはyes・・・。

しかし、そこに大きな違いがあったと後で気付きました。。。

痛みをとる事だけが治療ではないと言うことをはっきりと知りました。。。
・・・と言うか体験しました。
これまでずっと書き続けてきましたが・・・。

こんなにホスピスって終末期のがん患者さんとその家族にとってとっても大切なのになぜあまり存在しないのだろう??って思いませんか?
順番を待っている間に亡くなってしまう方が大勢いらっしゃる・・・順番を待ってやっとホスピスに入れても順番待ちが長すぎてホスピスでの生活がほんのわずかな時間しか得られなかったり・・・。

ホスピスの料金体制はご存知ですか?
個室料などが別途かかりますが。。。日額が決まっています。
治療に対していくらではなく決められた金額を納めるようになっています。
だから。。。もしかすると病院側は赤字覚悟・・・だったりするのかも知れませんね(すみません。。。あくまで私の個人的な考えです)

本当は、大きな総合病院や大学病院にだってホスピスは常設されていてもおかしくないんじゃないかな?って思います。
癌の治療をするなら大きな大学病院・・・でも、治療が厳しくなったら別の病院に移ってください・・・って・・・。
以前の私のように絶望感に苛まれた方って他にもたくさんいらっしゃるんじゃないかなぁと思います。。。

私自身・・・。近くの総合病院ではダメだ・・・そう考えてから本格的にホスピスの事を考えました。
県内には3つ。(検索では2つしか出てきませんでした)
どこも車で1時間~2時間以上。
県内が無理なら隣の福島県もあたってみようと調べたら1つ・・・。
少ない現実に一瞬、無理かも・・・と怯みました。。。
でも、ダメ元で県内の2箇所に電話、相談。。。
何とか、うまく運びました。。。
本当に運が良かったとしか言えません。。。

それと、もう一つ。。。
いつ、ホスピス行きを決断するか・・・。
どこまで前向きな治療に取り組むか。。。
誰だって最期まで希望を棄てずに頑張りたいですよね。。。だからこそ、ギリギリまで頑張るから。。。ギリギリになってホスピス行きを決断する。。。
もちろん、そうではなく、ゆったりと自分らしく生きたいからと早目に治療を切り上げる方や最後の最後まで前向きな治療をし続ける方・・・たくさんいらっしゃると思います。。。
ホスピスや治療の先生はホスピス行きを決断しなければならない患者さん自身のお気持ちをよ~く察して頂きたいなぁと思います。。。
そして・・・。
ホスピスに入ることを望んだ時、すぐに入院できるような体制が整う環境が出来ればいいなぁと思います。。。にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ←もう少し応援お願いします。。。いつもありがとうございます

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DATE: CATEGORY:看病
1/4
2009年、明けましたね。。。

今年も皆様と皆様のご家族や大切な人が笑顔で過ごせますように・・・。

年明けから仕事が始まっています。。。
家を出る時、後ろを振り返ると、何となく玄関先で母が行ってらっしゃいと言って手を振ってくれているような・・・そんな気がしてついつい後ろを振り返ってしまいます。。。
念願の年越しは叶いませんでしたが・・・。
ほんの少し御節を作り母に捧げました。。。

今日は月命日です。。。
もう一ヶ月もたちます。。。まだ一ヶ月です。。。そんなどっちつかずの気分です。
お花をたくさん買って華やかに母地蔵の周りを彩りました。。。

さて、さて・・・
伸び伸びになっておりましたが。。。

ホスピスでの看護(母編)です。
・・・母編と言うか・・・。私編の続きみたいなものです。。。
(今日は少し長いです・・・^^;)

母にとってホスピスはとても居心地の良い場所だったように思います。。。
と、言うのも一番はやはりスタッフの皆さんが母を病人としてではなく【人】として接してくれたことです。

だから、ずっと気にしていたオムツのことも最後の最後まで看護士さんたちはおトイレに手を貸してくださいました。
(一応、パンツ型のオムツは最期あてていましたが。。。)

お風呂に行かなくちゃと突然むくっと起き上がった母のために看護士さんは足湯でもしてみる?温まって気持ち良いよ・・・と言って用意してくださったり。。。
また別の日(天国へ旅立つ3日位前の事です)も母がお風呂お風呂・・・と言って起き上がった時には、じゃあ明日お風呂入ってみる?そう提案してくださいました。
その晩は明日はお風呂だから今夜は早く寝ないとね・・・そう私が母に言うとうれしそうに母はにっこりし。。。
当日の朝もお風呂だよ~お母さん良かったね~と言うと泣いて久々の入浴を喜んでいました。
入浴後も少し疲れた様子でしたが最高だったわ・・・そう言って笑顔でした。
私自身気付かないような事も看護士さんたちは親切に提案してくださっていました。。。
それもこれも母を患者さんとしてではなく・・・人として接してくれているからこそだったと思います。。。

大好きなコーヒーを飲むことも、香りを嗅ぐことも出来ました。。。

そして、いつも私がそばにいられたので、母が目を覚まし何か食べたい、飲みたい、おしゃべりしたい・・・そのタイミングを外すことなく対応できました。。。(通いだったらなかなか難しかったと思います。。。)

24時間、娘の私と一緒の時間を過ごす事で家にいるような気分になっていました。。。
元気だった時と変わらず目を覚まして【さ、○○さんち(←ご近所さん)行って来なきゃ。。。ちょっと、留守してて・・・】と言ってみたり・・・。

家に帰る事は出来ませんでしたが、家に帰っているような気分で過ごしていました。

母が穏やかに穏やかに笑顔で過ごせたのは環境の良さも大きかったと思います。
環境の良さが、母に奇跡を起こす力を貸してくれたように思います。。。

それに、治療の点においても大きな違いがあったと思います。
専門的な事はよく分からないのですが。。。
母の場合、ホスピスに移り、先生の判断できょうくうドレン(←すみません。。。漢字が分かりません^^;)を抜きました。
これも大きな勝算に思います。

近所の病院へ転院した時、担当の先生には胸の水が随分貯まっています。
癒着術を行います。水をしっかり抜き、癒着すればその後水が貯まりません。。。急いだほうが良いでしょう。。。と言う説明を受けました。
私は急いだ方が良い・水が貯まらなくなるの利点2つでお願いしますと言ってしまいました。。。
副作用のようなものは大丈夫か尋ねましたがその時の答えは人によっては熱が出ますが大きな問題ではないと言うものでした。

でも、水を抜き始め。。。どんどん母の容態は悪化。体力がグンと落ちました。

前向きな治療をしないから仕方ないのか。。。とも思いましたが看護士さんに聞くと、この抜けている水にもたくさんのたんぱく質などの栄養成分も含まれているんだとか。。。
それで一時的に体力が奪われるのかもと。。。

何だか心配になって担当の先生に聞くと(電話で・・・)答えは・・・
水を抜ききった後癒着術を行うのですが。。。今の体力だと癒着術を行った際に合併症として高熱が出たりもしくは癒着できない可能性もありますと。。。
え?癒着できない?じゃ、なんのためのドレン?今までどおり細い注射針で抜けばよかったんじゃ??と質問をすれば、そうですねえ。。。そういう理由で今まで癒着はしなかったのだと思います。。。なんて返答。。。
確かに、末期がん患者の母が高熱を出せば命取りになるかも・・・と後で気付きましたが。。。
ホスピスの入院受付の際に担当の先生に相談しておきました。。。
そして。。。
そうこうしているうちに、ホスピスへの転院が運良く決まり、ホスピスに移動後数日後に早速ドレンをはずしていただきました。
水は貯まってどうしようもなく苦しいのなら注射張りで抜いていただく約束をして。。。
この時、本当にギリギリの状態だった母。。。
その母の事を看護士さん同様、ホスピスの先生は患者としてではなく【人】として。。。
こんなホースが・・・こんな大きな穴が胸にあいてちゃ・・・辛いよね。。。そう言って外すことを承諾してくださいました。。。

確かに、ホースが胸に刺さっているような状態。。。体力的にも厳しかったのだと思います。
それに、太いホースが刺さっていては身動きも、寝返りさえもままならない。。。
このドレンをはずいていただいた事は、母の体力回復には大きな意味があったように思います。。。
そう考えると、何も分からず、癒着術やりましょう~と言われ二つ返事ではい、なんていってしまった事は恐ろしくあります。その時の先生のベストな判断だったのかもしれませんが。。。

治療は千差万別なのは分かっています。。。
でも。。。私たち母娘にとっては、ホスピスで過ごす事が・・・過ごせた事が母の命を延ばしてくれた・・・
だからこそ私も後悔せずに見送れた・・・
そう思っています。。。

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DATE: CATEGORY:看病
12/23
今朝も。。。また前歯の夢を見ました。。。今回は抜けたのではなく折れた夢。。。
母が旅立ったあの日に。。。
前歯が抜けた夢を見て不安に駆られていただけに。。。今日は落ち着かない1日を。。。
父には一応、理由は告げず色々な事に気をつけて。。。とだけメールを。。。

今日は後回しになっていたホスピスでの看病について少し触れようと思います。
今日は、まず会話についてです。。。

私の個人的なお話です。。。

私は母の最期1ヶ月強、ずっとホスピスに泊り込み24時間一緒の時間を過ごしました。
先生にも一度帰っても良いよと言ったのに最後までいたね。。。貫いたのね。。。こういう看病もあるんだと私たちも勉強になりました。。。と言われました。それくらい私、ひっついていました^^;

そうした方法でよかったなぁと思うのは、会話の時間を無駄なく取れたことです。。。

母は、昼夜が逆転するだけではなく、こんこんと寝続けた後、真夜中にふと目を覚まして話しかけてきたり。。。
時にはひょいっと起き上がることも。。。
また、1日2日寝続けたと思ったら急に目を覚ましたり。。。
目を覚ますのもほんのわずかで5分くらい起きたらまた寝てしまったり。。。
とにかく、時間は読めませんでした。。。
でも、もし仕事をしながらだったら。。。とかホスピスじゃなかったら。。。
きっと、夕方に顔を出して夜には帰る。。。そんなサイクルだったと思うのです。
そう考えると・・・私たち母娘が交わした会話はもっとずっと少しに減っていたんだな・・・と。

だからこそ、ホスピスでよかった。。。24時間家族も泊まりこめるホスピスでよかった。。。
仕事も長期お休みしてよかった。。。そう思います。

価値観は人それぞれですが。。。
私は自分の経験で。。。
そう思います。振り返ってみてもそう思います。
だから・・・
もっと質の高いホスピスがもっと出来てくれたら・・・とも思いますし、前回の記事↓のような
思いも出て。。。つい、厚生省にメールを・・・。

どうかどうか、これから大切な家族との大切な時間を無駄のないように皆さんお過ごしください。。。

私は。。。ブログを通してそう教えていただきました。。。
私のブログを縁あってご覧くださっている皆様にもそうお伝えしたくて今日は、このような内容にしました。。。

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DATE: CATEGORY:看病
12/2
最近私は明日はない…そんな覚悟で1日1日を過ごしています。でも毎日明日の約束を母としています。
昨日約束した事…
『明日は久々に美味しいコーヒーを飲みに行こうね』です。
デイルームにボランティアさんが用意してくれるコーヒーを飲みに行く事なのですが、せめて言葉だけでも気持ちを日常生活に近づけてあげたいなぁと思い、こんな言い方をします。
すると母は一生懸命に口を動かしまるで今は家にいるかのような言葉で答えてくれます(まったくはっきり聞き取れないので私の想像ですが)昨日は『○○?』と近所の古くからあるコーヒー専門の喫茶店の名前を言っていました。私が『うぅん!明日行く所はきっともっと美味しいよ!』と言うと嬉しそうな顔を見せてくれます。なかなか寝付けなくても明日コーヒー飲みに行けないよと言うとそっか…と言う顔をし目をつぶります。結局今日は車椅子にのりデイルームには行ったのですが痛みが激しくなってしまいコーヒーは飲まずにベッドに戻りましたが…
こんな風に毎日とても小さな事ばかりですが明日の約束をするようにしています。
起きている時間が凄く短く貴重な分、その時間は少しでも楽しい気持ちになって欲しいとの願いを込めてです。
母を見てボランティアさんや他の方にもとっても穏やかね…きっと気持ちが凄く安定しているだと思うよと言われます。
今日も一つ小さな明日の約束をしたいと思います!
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11/30
今日で11月が終わりです…もう一度お正月を迎えたい…その望みが叶いますように…
さて昨夜やっと少し目を覚ました母…夜家族室に行こうと思い声をかけると行かないで…と。そんな時は正直ドキッとします。入院したばかりの時帰らないで…と言いその後宣告を受けたからです。昨夜は心配で結局母に張り付いて寝ました。
最近寝ている時間が長い事もありますが母は以前に比べるとあまり笑顔を見せなくなりました。寝ている時看護婦さんに声をかけられ目をあけるといつもは決まってニコッと…でも今はぼんやりしていて看護婦さんも心配してくれています。また笑顔見せてね…と声をかけてくれます。
1日一緒にいる私は何度か笑顔を見れますがそれでもやはり前に比べると笑顔の具合が違います。
でも今日、以前マッサージをしてくださったボランティアさんが顔を出して下さいました。その時に、『いつも娘さんがいてくれて良かったですねぇ、良い娘さんで幸せですねぇ』と声をかけて下さいました。するとその時の母は目をパッチリあけ、いつもの目をキラキラに輝かせた笑顔を見せてくれました。
笑顔を見れて一番嬉しいのは私です。
明日も明後日も母の笑顔が見れますように…
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